岐北衛生センターの概要

　● 概要　● プラントフロー図　● 水質の状況

• 岐北衛生センターは、旧施設（昭和４７年７月稼動開始、処理能力３５ｋｌ/日）の老朽化、組合構成市町村の人口の増加、生活様式の変化に伴う自家処理世帯の減少及び急激に普及した浄化槽汚泥への対応等、近代的・衛生的な処理を行なうことが必要となり、昭和６１年１１月より本格稼動を開始しました。
  また、平成５年には、現施設建設時の予測を大幅に上回る浄化槽汚泥の搬入に対処するため、浄化槽汚泥貯留槽を増設し円滑な処理体制を保持しています。


• 施設の概要

計画処理能力	７０ｋｌ/日　 （し尿：５６ｋｌ【８０%】、浄化槽汚泥：１４ｋｌ【２０%】）
処理方式	主処理　：高負荷酸化処理方式　 　　　　　（ＩＺジェットエアレーションシステム） 高度処理：凝集沈殿＋砂ろ過＋活性炭吸着 汚泥処理：ＩＺ脱離液＋凝集沈殿汚泥＋脱水＋焼却 臭気処理：高　濃　度：生物処理 　　　　　　　　　　：酸･アルカリ洗浄＋活性炭吸着 　　　　　中・低濃度：酸･アルカリ洗浄＋活性炭吸着






• し尿処理施設プラントフロー図
  
• 水質の状況（放流水）
  

  ※ １　上記の測定値は一般財団法人 岐阜県公衆衛生検査センターによる令和５年度分析結果
  　 ２　検査回数は１回/月（上記のうちＴ－Ｎ、Ｔ－Ｐについては1回/２週間）

  検査項目		単位	測定値			法基準値
  			年間平均	最大値	最小値
  水質検査結果	ＰＨ	(20℃)	６．４	６．７	６．１	５．８～８．６
  	ＢＯＤ	㎎/㍑	０．６	１．１	０．５未満	２０以下
  	ＣＯＤ	㎎/㍑	１．９	２．６	１．２	３０以下
  	ＳＳ	㎎/㍑	１．０未満	１．０	１．０未満	７０以下
  	Ｔ－Ｎ	㎎/㍑	３．３	５．４	１．５	３５以下
  	Ｔ－Ｐ	㎎/㍑	０．０２２	０．０４１	０．０１３	３以下
  	色度	度	１未満	１未満	１未満	－
  	大腸菌群数	個/ml	３０未満	３０未満	３０未満	３０００以下



• 環境モニター制度
  　岐北衛生センターの適切な管理を期すため、岐北衛生センター近隣の居住者の中から６名の方に、環境モニターを委嘱し、年１回以上開催されるモニター会議で、岐北衛生センターの管理運営状況を報告し、必要に応じて、ご意見、ご要望、苦情等をいただくようにしています。